みなさんが普段使用しているメールは、SMPTというプロトコルによって成り立っています。仕事上1日数回メールしたり
日常生活にメールは溶け込んでいますが
このプロトコル。名前をよく見てみるとSMTP。正式名称を見てみると。
simple mail transfar protocol
ということで、とてもシンプルで簡単に作られたメール送信の仕組みということです。
そのような簡単な仕組みのプロトコルだけに、穴がありまして
from(差出人)とメールサーバーが異なっても遅れてしまう。
つまり、偽装メールが平気で作れてしまう。それが、迷惑メール。スパムメールを
生み出しています。高性能なルータ、MTAに関しては、それを判別して
はじく仕組みがあります。
飛んできた、送信元のメールサーバーとFROMの@以降のドメインのIPアドレスが
一致しているかを判断しもし異なるようなら、そのメールは偽を判断され、処理されるという
ことができます。
スパム識別の仕組みは上記です。
送信するメールサーバのほうも、俺がちゃんと送っている感を出すためにSPFレコードという設定ができます。
これは、送信側のメールサーバーのDNS(ZONEファイル)に設定します。
1 |
example.net. IN TXT "v=spf1 ip4:192.10.10.9 -all" |
上記のように @以降のドメインはこのIPアドレスですという証明を設置しておけば、受信側のMTAがメール受信時に
このSPFレコードを識別しにやってきますのでその時、このレコードで識別してもらえばOKということです。
example.netというメールは192.10.10.9以外のサーバーからは送信されません。と宣言している状態です。
-allとすると、他のサーバーで@example.netのメールを送った時にエラーになって送れないので
~allとすると、他のサーバーで@example.netをメールを送った時エラーと診断されても、とりあえずはメール送信されるようです。
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