日本に限らず、世界各国からアクセスが見込まれるサイトの場合、リージョンから遠い国からのアクセスは、
基本的に遅くなるのが常ですね。
例えば、サイト本体のリージョンを東京にしても、米国、欧州からのアクセスは、各国リージョンにサイトをレプリケーション(複製)しておく
必要があったりします。そうしないと遅延(レーテンシー)が発生してしまい、ユーザーへストレスを与えてしまいます。
AWSに限らず、この問題は一般的ですね。
みなさんがよく使用しているyahooやgoogle、facebookはどうやって、多くのアクセスを受付ながら、あれだけ早く応答しているん
でしょうね。一般的な方法としましては、キャッシュサーバーを配置して、世界各国に散らばっているキャッシュ(一時的な複製)サーバー
で応答しているんですね。各国担当のサーバーがいますが、キャッシュ(一時的に保存された)サーバーなので、完全体ではないですが
定期的に本家と統合して完全体になります。そんなキャッシュ機能で実現しています。
大手サイトは間違いなくやっているはず。でもそんな莫大なスケールと費用。。。スケールでかすぎて
イメージわかないし、体制できないし。と思っていたら。なんとAWSのCloudFrontは、めちゃくちゃ簡単にそれを実現できて
しまうのです。
CluodFrontを設定すると、オリジン(大元)となるサーバー(EC2)を指定するだけで、あとはキャッシュサーバーを
作ってくれる。このキャッシュサーバーは×××.cloudfront.netみたいな動的なドメイン名を割り当てられますが
そのドメインがオリジンのキャッシュサーバーとなり、キャッシュしたい画像がHTMLのURLをキャッシュサーバーに指定すれば
OK。これは正直、他のホスティングサービスで見たことないです。このスケールのでかさ。
まだ管理画面は英語版ですが、これは、最強。
メルマガ登録をお願いします。
素敵な?情報がいつもあなたに届くようになります。(itmnewsの記事が届きます。)お役に立つかどうかわかりませんが頑張りますっ。登録してみてください。