S3を活用するにあたり、複数のEC2から同一のバケットにアクセスできる仕組みを
作りたいというのは、誰しも想定するかと思いますが。
実際にどこまでできるかというところですね。
以下の手順で検証してみましょう。
1.バケットを作成する(リージョンはオレゴン)
2.EC2を作成する。(リージョンは東京)
3.フリーツールS3fsをインストール。
$ sudo yum -y update
$ sudo yum -y install gcc-c++ fuse fuse-devel libcurl-devel libxml2-devel openssl-devel
$ wget https://s3fs.googlecode.com/files/s3fs-1.74.tar.gz
$ tar zxvf s3fs-1.74.tar.gz
$ cd s3fs-1.74
$ ./configure –prefix=/usr/local
$ make
$ sudo make install
インストールされてか確認
$ find /usr/local -type f
/usr/local/bin/s3fs
/usr/local/share/man/man1/s3fs.1
4.バケットをマウント
IAMユーザーの作成
試しに作成作成してみました。
↓
testuser
アクセスキー ID:
AKIAJYLWLPAAAZWC2TSA
シークレットアクセスキー:
+djZ2c/WIjnDdKzoRUtF+P1xoAAAAFe53RGlH2os0
※参考URL
http://qiita.com/monry/items/fa3bebd69e04a08ae12f
ディレクトリの作成(SSHでログインできないので未確認)
$ su –
mkdir /upload/600
chmod 777 /upload/600
※参考URL
http://hivecolor.com/id/49
s3fs の設定(SSHでログインできないので未確認)
echo “AKIAILFEAAAYLXKBOEQ:Fg8iwL6UALujjAeeGAAAEkvhbV2+mPL8QkFLyFpP” > /etc/passwd-s3fs
S3のマウントコマンド
sudo /usr/local/bin/s3fs s3folder1 /mnt/s3fs/ -o rw,allow_other,iam_role=”rolebucket”
5.EC2を作成する(リージョンはシンガポール)
6.フリーツールS3fsをインストール。
上記3と同様
7.バケットをマウント
上記4と同様
8.テキストを作成し保存する。
9.東京リージョンのEC2でバケットにアクセス。
10.先ほどシンガポールリージョンで作成したテキストにアクセス。
11・テキストを更新する。
12.リージョンをまたいだテキストの編集ができました。
ここに立証致します。
ざっとこんな手順です。
しかし上記試してみると、テキスト編集の際、レーテンシー(遅延)が気になりますね。
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