鶴の恩返し 2014バージョン

久々夜家に帰って風呂から上がると、暗いなか、扉のしまった部屋から、何やら聞きなれない音がする。

「ぱちん。ぱちん。」「こつこつこつ」扉の向こうの明かりは漏れて扉をふちどっているので、部屋の向こうは明るいのだろう。

しかし、なんだろこの音。

もしやこの場面。「つるの恩返し」 冬の寒い中、おじいさんに助けられたおつるが、夜な夜な、自分の羽で織物を織る。

おじいさんは夜中音に気付いて、そっと扉をあけると、おつるが鶴の姿で織物をおっている。

みられてしまったお鶴はつるに変身したまま去ってしまったそうな。。。

的な。この場面。なんだか知っているぞ。まさか扉の向こうにはお鶴が。。

扉をあけると、そこには、なんと、ひとりの女性が、金物をもって箱にいれている後姿が見える。

なんとうちのかみさん。中国産の携帯用灰皿の試供品の検品の内職をしていた。。。

あーなんで、こんなことをさせてしまっているのだろう。私の稼ぎが少ないからである。

この場面は忘れてはいけない。私の敗北の結果である。こんなふざけた日記を書いたが、くやしさもまぎれているし。

忘れてはいけない場面でもある。こんな思いをさせている自分に全て責任がある。

恩返しでもなんでもない、恩返しに泥をぬって返しである。ひどすぎる。



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